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横山 淳
no journal, ,
Bustardらにより提唱された強度の弱い直線偏光の超短パルスレーザーにより回転コヒーレンスを誘起し、その後パルス幅の長い円偏光パルスでコヒーレンスを増幅させるハイブリッドラマン散乱法で、N分子の整列度を増大させることができるか時間依存のシュレディンガー方程式を解くことで検討した。その結果、右回り円偏光光子が左回り円偏光光子に散乱する場合には整列度は増大するのに対して、左回り円偏光光子が右回り円偏光光子に散乱する場合には整列度は減少することを明らかにした。